車通勤を行う場合、通勤手当が気になるという人もいるのではないでしょうか。購入費はもちろん、自動車税やガソリン代など、車は何かとお金がかかるもの。そのため、どのくらいの通勤手当が支給されるのか気になるのも当然でしょう。そこで、自動車通勤の場合の通勤手当の算出方法をご紹介します。
そもそも通勤手当とは、会社が社員の通勤にかかる交通費の一部、もしくは全額を手当として支給するものを言います。この通勤手当は法律で支払わなければならないと定められていないので、会社が自由に条件など基準を決めることができます。
では、実際にどのようにして通勤手当を計算しているのかと言うと、一般的にはガソリンの燃費を設定し、自宅から会社までの距離を元に計算するという方法がとられています。車種によって燃費に差は出るものですが、大体は一律設定です。金額の目安としては1kmで10円から15円で、例えば自宅から職場までが往復40kmの場合、40km×10円(もしくは15円)=1日400円(600円)となります。
ちなみに通勤手当は、一定の範囲内であれば非課税となります。通勤の方法によって非課税の範囲は上限がそれぞれ異なっています。車通勤者が含まれる「交通用具(車や自転車など)を使用している人」は、通勤距離が片道55km以上であれば31,600円、45km以上55km未満の場合は28,000円と距離ごとに細かく分けられ、2km未満の場合は全額が課税対象です。
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